はじめに

みなさんはこれから家づくりを進めるにあたって、どのような「理想の家」を思い描いているでしょうか？

人それぞれの『理想の家』は違っても、”良い家”に住みたいのはみなさん同じだと思います。

ここで気を付けなければならないのが、”良い家”という概念が昔と今とでは全く違うこと。

皆さんの実家を思い浮かべてみて下さい。

できるだけ明るいように、できるだけ風が入ってくるようにといたるところに窓がたくさんあると思います。

ほぼ高確率でリビングには大きな掃き出し窓があるのではないでしょうか。

このように昔は窓を開けて風通しを良くするといった夏がベースの家づくりでした。

しかし、今の”良い家”の考え方は違います。基本は高気密高断熱で一年中快適な家づくり。

窓の数は必要最小限にし、外壁や天井・床の断熱性能を高めて家の中を魔法瓶のような状態にします。

その結果、冬は家の中を熱を逃がさず保温状態にできるだけでなく、夏は少ないエネルギーで冷やし続けることができます。

ぼくは家づくりの際にそんな”良い家”に少しでも近づけられるように、施主側ができる範囲でもがいてもがいてもがきました。笑

このブログでは、そんなもがいて得た様々な角度からの知識を共有していきたいと思います。

みなさんがこれから建てる「理想の家」が現代の”良い家”に近づけられるように、このブログが少しでもお役に立てれば大変うれしく思います。